KUDU(クードゥー)
表裏一体
生きた証の残る荒々しさと、ビロードのような美しさ
KUDU(クードゥー)とは南アフリカに生息する鹿のようなツノを持ったウシ科の動物です。野生で野山を駆け回ったり、喧嘩をしたりしてできた表皮の傷が特徴的な革となっています。ブラック、ブラウン、キャメルの3色はオイルのたっぷり入ったスムースレザー。グリーン、グレー、イエロー、アイボリーは表皮をわずかに毛羽立たせたヌバックとなっています。いずれも質感はふわりとしつつ、ぬめりが強く、厚みがあるくせに柔らかいという、コンフォータブルに履いていただける革の特性を併せ持った素材です。
そしてもう一つ特徴的なのは、裏面のスエード地がとても美しいことです。それもそのはず、この革を作ったのは、1904年創業のイギリス老舗タンナー、チャールズ・F・ステッド社。同社はその品質の高さから、世界的有名ブランドの靴のアッパー(甲革)素材に採用されているというのですから、それも頷けます。
ケアについて
前述のスムースレザー3色にはタピール・レーダーオイル。ヌバック4色と、全てのカラーのウラ(スエード面)には、関してはタピール・防水スプレーのご使用をお勧めします。またこれらを使用する前に、軽くブラッシングをして汚れを落としておくことをお忘れなきよう。
タンナー:チャールズ・F・ステッド(イギリス)
なめし:クロムなめし
原皮:南アフリカ・クードゥー(野生)
カラー:ブラック、ブラウン、キャメル、アイボリー、イエロー、グレー、グリーン(全7色)
*グリーン、アイボリー、イエロー、ブラウンは在庫がなくなり次第終了となります。